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洋服のオーダーを検討する際や既製服を購入する際に役立つ情報をご紹介
天然由来の繊維。
①【植物繊維】綿(コットン)や麻(リネン、ラミー)など植物から作られたもの。
コットンは綿花(実際には花ではなく種の毛)から作られたもの。
リネン、ラミーは麻から作られたもので亜麻から作られたものがリネンで日本の衣類で麻と表記されているものはほとんどがリネン。苧麻から作られたものがラミー。
大麻から作られたものがヘンプ、黄麻から作られたものがジュートというが日本の生地では指定外繊維と表記されている。
②【動物繊維】獣毛(ウール、カシミア、アンゴラ、アルパカ)や絹(シルク)など動物から作られたもの。
・ウールは羊毛、カシミアはカシミア山羊、アンゴラはアンゴラウサギ(※モヘア/アンゴラ山羊)、アルパカは羊駱駝の毛から作られたもの。
・シルクは蚕蛾(カイコガ)という蛾(ガ)が蛹(サナギ)になる時にできる繭玉(マユダマ)から作られたもの。
人工的に作り出した繊維。
①【合成繊維】石油などを化学的手段を用いたもの。ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタンなど。
②【半合成繊維】木材パルプなどを薬品で溶かして再生する時一部を化学的に加工したもの。アセテート、トリアセテート。
③【再生繊維】木材パルプなどを薬品で溶かして再生したもの。レーヨン、キュプラ。
天然繊維と化学繊維は色々な種類がありそれぞれ特徴があります。
洋服は用途や洋服のデザイン、肌ざわり、取り扱い、コストなどを考えて制作されています。
次回はコットンとリネンについてのお役立ち情報になります。それぞれの特徴などご紹介します。
①吸水性と吸湿性も高い、速乾性は低く乾きにくい、水分を吸って発散する時に熱を奪うため涼しく感じる
⇒保湿と通気性に優れ、静電気が起きにくい
※水分吸収で体積が増え、乾燥する時に縮む性質がある
②繊維の中心部分が空洞のため保温性が高い
⇒冬暖かく、夏涼しい
③最大の特徴は柔らかく肌触りがやさしい、なめらかで赤ちゃんや肌の弱い人によい
④染色しやすく、発色しやすい⇒色柄が多い
⑤シワにはなるがリネンよりはシワになりにくい
⑥水に強く、洗濯なども扱いやすい
⑦加工しやすい
⇒パイルや裏起毛など色々な生地が作れる
①吸水性と吸湿性も高い。最大の特徴は速乾性。コットンの4倍と高く気化熱を奪い、肌に密着しないため涼しく感じる
⇒吸湿性に優れ、静電気が起きにくい
※水分吸収で体積が増え、乾燥する時に縮む性質がある
②繊維に空洞があるため保温性が高い
⇒冬暖かく、夏涼しい
③なめらかで少し光沢があり、最初ごわごわしていても使っていくと柔らかくソフトな感じになる
④弾性が少なく伸縮性がない
⇒シワになりやすい
⑤水に強く丈夫
⑥繊維に含まれたペクチンが汚れをつきにくく落としやすくする、雑菌の繁殖を抑える
似ているところも多いコットンとリネンの特徴ですが、二つは肌触りと速乾性に大きな違いがあります。
この二つの特徴を合わせた生地があります。
それがコットンリネンという生地です。
名前の通りコットンとリネンを混紡した生地です。生地の世界にもハイブリットがあります。
ハイブリットどころか生地の場合はコットン、ウール、レーヨンの混紡や天然繊維と化学繊維など3種類、4種類の繊維の混紡が当たり前です。
それぞれ繊維の特徴を上手に利用して生地は作られています。
さて、話がそれましたが、コットンリネンの生地は耐久性、吸湿性、吸水性に優れた生地で柔らかく使う程に馴染んで、リネンの割合が高い生地はシャリ感があり丈夫で風通しが良くなり速乾性が高くなります。逆にコットンの割合が高い生地はふんわり感があり、シワが気になりにくく、型崩れしにくくなります。
季節やデザインによって生地や洋服選びの参考にぜひしてみてください。
【S for you】はコットン100%、リネン100%はもちろん、混紡生地もたくさん取り扱っておりますので生地選びでご要望がある場合は遠慮なくご相談ください。
繊維生産量で1位のポリエステルと2位のナイロンですが特徴は良く似ています。共通点と特有の特徴についてみていきましょう
●共通点
①耐久性が非常に高い、摩擦に強い(ナイロンはコットンの約10倍)
②軽量の天然繊維よりも軽い
③吸湿性が低く、すぐ乾く
④天然繊維よりもリーズナブルな価格
⑤伸縮性が高くシワになりにくい
⑥通気性が低い
⑦毛玉ができやすい
⑧帯電しやすい
●特有の特徴
ポリエステル
・熱に強いが、可燃性のため火に弱い
・形状記憶性が良いのでプリーツ加工に向いている
・汚れのひどいものと一緒に洗うと付着する
ナイロン
・熱に弱いので乾燥機を使用すると変形する
・日光で黄ばむ
・燃えにくい
・海水や油、薬品、低温などに強い
●ポリエステル
・耐久性と速乾性があるのでワイシャツ、ブラウス、スカートやパンツ等身に付けけるものに多く使用されます。
●ナイロン
・摩擦や摩耗などの強度があり、水や汚れ、衝撃に強いためアウターやスポーツ用品、靴やカバンなどに多く使用されます。
現在、生地や繊維会社は用途に合わせてより快適に使いやすい製品を開発するため
・繊維の形状加工
・繊維に化学物質の練り込み
・天然繊維など複数の繊維との混紡
などを行い繊維のメリットとデメリットを上手に補った生地を研究開発しています。
そのため、最近では化学繊維を使用した生地も衣服として扱いやすく高品質なものが多いです。ぜひ化学繊維の特徴を上手に利用してお洋服選びや生地選びの参考にしてみてください。【S for you】はポリエステルやナイロンを使用した生地を取り扱いしておりますので、ご要望がある方はお気軽にご相談ください。
木材パルプを加工した再生繊維で【光る糸】という意味でシルクの代替えとして使用される
①シルクの代替えとして使用され滑らかで上品なツヤがある
⇒レーヨンの方が安価なため代替えで使用される
②落ち感、ドレープ性に優れている
③吸湿、通気性が高い
⇒さらりとした涼感
④染色性がよく色が鮮やかになる
⑤水洗いをすると縮みやすく強度が落ちて摩擦で毛羽立ち白けやすい
⑥しわが付きやすくと伸ばしにくい
⑦熱に弱い
レーヨンはデリケートな繊維なので洗濯やアイロンなど取り扱いは注意が必要です
●洗濯方法
洗濯は基本ドライクリーニングですが、他の繊維と混紡のものは家庭で水洗い可能な生地もあります。
手で水洗いする場合
・オシャレ着洗い用の中性洗剤を使用
・手でやさしく押し洗い1分(こすったり、もんだりしない)
・押しながらすすぎ1分
・脱水は軽く絞りタオルで挟んで水分を取る
・平干しネットに置いて陰干し
洗濯機を使用する場合
・オシャレ着洗い用の中性洗剤を使用
・洗濯ネットに入れる
・ドライコースを選択(洗濯、すすぎ、脱水3分以内)
もし3分以内に設定が難しい場合は手動で洗濯30秒、取り出してすすぎ以降は先ほどと同じを目標に
●アイロン
・低中温で当て布をしてアイロン
・スチームはしない
心配な方はドライクリーニングに出しましょう
実際に会って採寸やご相談をしたいという方
大阪で定期的に開催するオーダー会をご検討ください
オーダー会は予約制で誰でも参加できます
日本製、イタリア製、フランス製の生地サンプルが見られます
デザインサンプルを見ながら相談できます
初めてでもオーナーと直接相談しながらオーダーできるから安心
オーダーにかかる時間は30分ー60分
生地の持込可(持込代3,000~)
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